子犬が産まれてからどんな風に成長するの?
犬の妊娠期間おおよそ60日ほどとあっという間にすぎていきます。生まれてからも、赤ちゃん犬はものすごいスピードで成長して行きます。ペットショップやブリーダーさんから譲り受ける場合はだいたい生後2ヶ月ほどの子犬ちゃんが多いので、なかなか出産から成長を見届ける機会は少ないかもしれません。そこで今回は我が家で産まれた赤ちゃん犬達の成長をご紹介します。
生まれたての赤ちゃん犬は…
生後間もない赤ちゃん犬のお世話は、基本的には母犬がすべて行います。我が家のママ犬モスちゃんもびっくりするぐらい甲斐甲斐しくお世話しています。できるだけ母犬に任せられるのがベストなのですが、中にはお世話が苦手な犬もいるので、その時は飼い主のサポートも必要になります。
赤ちゃん犬は体温調整がまだできません
産まれて間もない子犬は、自分で体温を調節することができません。本来なら母犬と一緒にいることで体温を維持しています。
赤ちゃん犬の体温は、季節に関係なく油断をするとすぐに低下してしまいます。理想的なのは室温は25度、湿度も60%くらいのようです。が、しかし今年の夏は以上に暑い!そこで我が家では産箱の屋根にすだれを置きエアコンの風が直接当たらないように気をつけて過ごしております。とにかく赤ちゃん犬中心の室温設定になっています。
体温の簡単な見分け方
体温の低下している時…赤ちゃん犬の舌が白っぽくなっているときは、体温が低下しています。
体温が丁度よい時…赤ちゃん犬の舌が赤くなっているときは、体温が丁度良い
赤ちゃん犬は排泄が自分でできません
生後20日くらいまでは、自分で排泄をすることができない為、母犬は赤ちゃん達のお尻をなめて刺激を与え排泄を促します。でも、母犬がこの行動を上手にできないときは、飼い主が排泄の補助をしてあげないといけないのです。
飼い主が排泄させる方法
尿道口や肛門にぬるま湯でぬらしたコットンかガーゼで優しくたたきながら刺激を与えたり、オリーブオイルやベビーローションなどを薄く塗り指で軽く刺激を与えるなどの方法で排泄を促します。
赤ちゃん犬は本能で動いています
生まれたての赤ちゃん犬はまだ目も見えず耳も聞こえません。歩くこともできないのでモゾモゾと動きます。毛もまだ薄く短い感じがします。鼻で匂いをかぎ、母犬とミルクの匂いによく反応しておっぱいまでたどりつきます。
生後3週間くらいまでは母乳で育つ
生後1週間にでる母犬の母乳は、初乳といって母犬の持つ免疫などが含まれているので赤ちゃん犬に必ず与えるようにしましょう。
母犬が自分から母乳を与えるのがベストです。この時期は母犬にストレスを与えないよう静かに見守ります。
中には母乳を与えることを嫌がる犬もいますが、そんなときは、母犬が赤ちゃん犬に母乳を与えらるように飼い主が介助しましょう。
赤ちゃん達の体重管理
赤ちゃん犬は毎日体重を測定します。できるだけ毎日同じ時間に計ります。順調に成長しているか、母乳はたりているかがわかります。母犬の母乳の出が悪いときは、お乳を冷やしてあげたり、優しくマッサージしてあげると効果的です。母乳を与えている間は、母犬の食事もいつもよりカロリーの高い食事にかえて分量を普段より3倍多く与えます。ドッグフードならば、パピー用の栄養価の高いものを与えるの良いです。
いっぱい眠って、どんどん大きくなる
生まれてしばらくの間は、赤ちゃん犬は、ミルクを飲んでは母親がお尻をなめて排泄し、たくさん眠ります。食っちゃ寝状態がしばらく続きますが、寝ているときはできるだけ起こさずそっと見守りましょう。
小型犬では、1日に5g~30g増えていき、中型犬では20g~40g、大型犬では50g~70gも増えたりします。
生後2週間、いよいよ目が見え始めます
個体差はありますが、目は生後2週間前後に見えるようになります。最初は半開きでゆっくりと開いたり、片目ずつ開いたりします。
初めは明るさだけがわかり、徐々に物が見えてくるようになります。
耳も、同じような時期に聞こえるようになって行きます。この頃になると赤ちゃん犬達も徐々に活発になってきて、顔つきも犬らしい顔に変わってきたり、毛の量も増えてフワフワになってきます。
よちよち歩きの開始
モゾモゾと這いつくばっていたのが、少しずつよちよち歩きができるようになり行動力が増してきます。兄弟犬がいる場合、よくくっ付いたりアマガミしあって遊び始めます。鳴き声も生まれたてよりもはっきりしてきます。
離乳までもう少し!生後1ヶ月までの成長が早い!
我が家の赤ちゃん犬は7月18日に生まれたので、間も無く生後19日になります。このころになると早い子で歯が生え始める子もいるようです。歯が生えてくると母犬も授乳を嫌がるようになってくるのでそろそろ我が家も離乳の時期を迎えそう!早速、離乳に向けての準備に取り掛かります。なんだか自分の時を思い出します。人間の子供の離乳って結構大変だったりするんです。お乳が恋しくて夜中に泣いたり…赤ちゃん犬も泣くのかなぁ〜なんて思ったりしてます。
次回は、離乳から生後1ヶ月レポートをしたいと思います。
妊娠中や授乳期にもオススメのドッグフード「モグワン」は、手作り食の安心感・美味しさはそのままに、人間も食べられるほど上質で新鮮な食材を使用して作った栄養たっぷりのプレミアムフードです。